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ノーベル賞候補にウィキリークスが推薦される [ニュース]

昨年は中国の人権活動家がノーベル平和賞を受賞して世界的に
話題となりましたが、今年のノーベル賞受賞候補も、錚々たる
名前が連なっているようです。

とくに、昨年に引き続いてノーベル平和賞は話題を振りまきそう
です。昨年は受賞発表の相当前から、中国の人権活動家である
劉暁波氏が受賞するのではないかと噂になっていましたが、
実際その通りになりました。劉暁波氏は中国共産党の一党独裁
体制の廃止などを求めた「08憲章」の起草者で、中国で
服役中の民主活動家ですが、中国人初のノーベル賞受賞者
となったにもかかわらず、中国は一切黙殺し、世界各国に
授賞式への不参加を呼び掛けるなどして、国際的な
話題となったのは記憶に新しいところです。欧米では
改めて中国の人権無視な政策に注目が集まりました。

ところが、今年のノーベル平和賞の候補には、なんと
ウィキリークスが推薦されてしまいました。アメリカの
外交機密文書をインターネットを通じて世界中にばらまいた
ウィキリークスがノーベル平和賞を受賞すれば、今度は
アメリカが去年の中国と同じ態度を表明してもおかしく
ありません。

インターネット上では早くも、「中国がノルウェーの
ノーベル賞委員会に手をまわして、アメリカへの意趣返しを
行なったのではないか」という憶測が飛び交っています。

実際にはウィキリークスがアメリカ外交機密文書を告発しても、
世界中の外交上の軋轢が増えただけで余り平和に貢献した
ようにも感じられません。中国の手回しではないかと
勘繰られても仕方のないところかもしれません。


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