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孫正義社長がさっそく太陽光発電に着手 [ニュース]

東日本大震災で、個人の資産から100億円以上を寄付して
多くの国民から尊敬を集めたソフトバンクの孫正義社長が
さっそく有言実行に踏み切りました。

大地震発生後、福島原発に放射能漏れが発覚して以来、孫社長は
再生エネルギーへの転換を政府に訴え、自らも出資して事業化
したいとの声明を発表していましたが、さっそく、全国10か所
に大規模太陽光発電所「メガソーラー」を建設するための
準備に入ったことが明らかになりました。

すでに大阪の橋下知事などが孫氏の提案に共鳴しており、
7府県で組織される関西広域連合などと連合し、各自治体が
一部負担しながら太陽光発電所が運営されるようです。
この事業で建設される発電所は、1基あたり1万~5万キロ
ワットの予定で、どれだけの数が建設されるのかは具体的に
なっていませんが、1万キロワットであっても、100基も
作れば原発と同等の発電量が見込めるわけで、原発否定派に
とっては非常に喜ばしい出来事といえそうです。

この件について埼玉県の上田清司知事は記者団にコメントして
おり、自治体の負担分が1億円、孫氏側が79億円、総額
80億円の事業費でメガソーラーを建設する計画だと
いうことです。

いったん稼働が始まれば、完全停止までに10年以上もの
時間がかかる上、地震などの天災に対して常にリスクを背負い
続けることになる原子力発電所に対して、孫氏は明らかに
否定的な態度をとっています。民主党が珍しく即断した
浜岡原発の一時停止についても、孫社長は「大変危険な
状況から国民を守るというのは、非常に適切な判断だ」と
評価しています。

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